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[ニューヨーク 18日 ロイター] 18日の米国株式市場はダウとS&Pがほぼ変わらずで終了。欧州情勢や米超党派による財政再建協議の行方を見極めたい投資家の意向を反映し、市場では様子見ムードが強かった。
欧州中央銀行(ECB)の国債買い入れにより、イタリア・スペイン国債の利回りが低下し、株価を支援する場面もあった。だが欧州債務危機が大きな懸念材料となっている構図は変わっておらず、方向性を欠く展開となった。
金融株が値を上げた。S&P金融株指数は0.5%高。
モルガン・スタンレー <MS.N>は0.6%上昇。だが週間では13%強下落した。
ダウ工業株30種は25.43ドル(0.22%)高の1万1796.16ドル。
ナスダック総合指数は15.49ポイント(0.60%)安の2572.50。
S&P総合500種は0.48ポイント(0.04%)安の1215.65。
週間ではダウが2.9%下落。ナスダックは4%安。S&Pは3.8%安となり、週間の下落率としては2カ月ぶりの大きさとなった。
S&Pは前日、1225の支持線水準を下抜けたことで売りが加速したが、この日の取引で1225の水準を回復することはできず、これが抵抗線になりつつある。
投資家が欧州債務危機による米経済への影響を見極めようとする中、米経済指標は引き続き景気回復を示す内容となっている。
10月コンファレンス・ボード(CB)景気先行指数は、前月比0.9%上昇の117.4となり、上昇率は市場予想の0.6%を上回った。
ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、ナスダックの3市場の出来高は約67億株となり、年初来の1日平均である約80億株を下回った。
(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)
終値 11796.16(+25.43)
前営業日終値 11770.73(‐134.86)
ナスダック総合
終値 2572.50(‐15.49)
前営業日終値 2587.99(‐51.62)
S&P総合500種
終値 1215.65(‐0.48)
前営業日終値 1216.13(‐20.78)
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[ニューヨーク 18日 ロイター] 18日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが対ドルで上昇した。欧州中央銀行(ECB)が国際通貨基金に資金供給することによりユーロ圏中核国を支援するとの観測が高まった。
イタリアとスペイン国債の利回りが低下したこともユーロの支援材料になった。ただユーロ相場の地合いは依然として弱い。
ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの為替ストラテジスト、マーク・マコーミック氏は「きょうは一服したが全般的なユーロ相場の状況は軟調なままだ。年末の水準は1.29ドル前後だろう」との見方を示した。
多くのエコノミストはユーロ圏が景気後退の瀬戸際にあるとみている。ECBが追加利下げに踏み切ればユーロには弱材料となる。
ロイターのデータによると、ユーロ/ドルは終盤時点で0.4%高の1.3514ドル。前日つけた5週間ぶり安値の1.3420ドルから値を戻した。
ドル/円は電子取引EBSで一時76.575円まで下落し、10月31日に日本政府・日銀が大規模介入を実施して以降の安値を更新した。終盤時点では0.1%安の76.86円。
米財政赤字の削減策を協議する超党派の特別委員会は、増税や歳出削減をめぐる合意が困難になっていることから、来週はリスク回避が強まりドルが上昇する可能性がある。
ただ、20日のスペインの総選挙で、緊縮財政政策に積極的とみられる野党が勝利し、短期的にユーロ/ドルを支援するとの見方も出ている。
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[サンティアゴ(チリ) 18日 ロイター] ウィリアムズ米サンフランシスコ地区連銀総裁は18日、高止まる失業率を大幅に改善させるためには金融政策だけでは無理があるとした上で、財政政策が是非とも必要との考えを示した。
総裁は講演用原稿で「現在の環境で、最大雇用という望ましい結果を実現するのに、金融政策だけでは非常に長い時間がかかるだろう」と指摘。「不透明性を払しょくし、景気回復を刺激する財政政策が是非とも必要だ」と述べた。
米失業率は今後3年間、7%を上回る水準で推移し、2016年まで完全雇用の達成は見込めないだろうとした。
「大胆かつ断固たる措置によって、経済的大惨事を回避することができた。ただ、これらの措置は力強い回復を実現するには十分ではない」と述べた。
住宅価格急落の影響緩和や、高水準の住宅差し押さえ率や住宅ローン延滞率を押し下げることを目的とした政府プログラムが、とりわけ有益との見方を示した。
「住宅市場で現在も続いている問題への対応策は、回復を促進するとともに、金融政策の有効性を高める可能性がある」と話した。
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